先週、2泊3日で飛騨高山に行ってきた。といっても旅行ではなく、スパルタ合宿のためだった。築200年の合掌造りの旅館に泊まり、みっちり訓練をうけてきた。
私は来年5月に出版を控えている。著者として、そしてそれ以前に一人の人間としてどうあるべきか。今までの自分、これからの自分を振り返り、自分のダメなところも含めてさらけだし、学び、更なる飛躍を遂げるための合宿だった。
大好きな言葉がある。ミュージカル「ラ・マンチャの男」での、ドン・キホーテの言葉だ。私が新卒で入ったワタミで、渡邉美樹社長に教わった。
「最も憎むべき狂気は、ありのままの人生に折り合いをつけて、あるべき姿のために戦わぬことだ。」
出版を目指さなかったら、コンサルティング会社を辞めなかったら、ありのままの人生に折り合いをつけていたかもしれない。あるべき姿に向かうために、ここで踏ん張る!という決意を新たにした合宿だった。
...で、なんでタイトルが「感激のクロワッサンなの?」と思われる方も多いかも知れませんが...
「パンのおいしさを言葉に表すことで、表現力を磨く!」という実習(名目?)で、絶品パン屋さんを訪れたのだった。


そのお店の名は「TRAIN BLEU(トランブルー)」。青い列車のフランス語。「長い道のりを、目的地に向かってコツコツとひたすら走り続けてゆく」というオーナーの思いからつけられた名前だそう。
早朝グルメの会の常連であるパンのプロ、Iさんに、「飛騨高山に行ったら絶対行くべきパン屋さん!」と教えてもらい、合宿メンバーみんなで向かった。
■ お店データ 「TRAIN BLEU」
ホームページ:http://www.trainbleu.com/index.html
〒506-0031
岐阜県高山市西之一色町1丁目73-5
TEL 0577-33-3989
営業時間 9時~19時 (売りきれ次第クローズ)
定休日 水曜・第3日曜(その他不定休有)
このお店のシェフ、成瀬正さんは、パンの世界でのワールドカップである、「2005年クープデュモンド」で世界3位の成績を収められたお方。
地元でも人気店というだけあって、駐車場はいっぱい。お店の外にも、バターと砂糖が織りなすキャラメルのような甘~い香りが漂ってくる。

パンのプロ、Iさんのお勧めはクロワッサン。クロワッサン、クロワッサン・オ・ザマンド(アーモンドクロワッサン)、ピスタチオクロワッサンと、これだけでも3種類ある。写真はピスタチオクロワッサン。
こちらのクロワッサンは、表面はハラハラと崩れ落ちる雪のように繊細。層の多さが尋常でない!その上、中身も層がつぶれることなく、空気をはらんでふわふわ、しっとり。
クロワッサンの層は、パン生地とバターが折り重なり、生地と生地の間にはさまれたバターが、熱で溶けることによって生まれる。だから層をたくさん作るためには、何度も折り重ねる必要がある。
でも、高度な技術がないと、折り重ねるごとに生地とバターが混じり合ってしまって、ただのバターパンみたいになってしまい、あのキレイな層は作れないのだ。これがホントに大変!
こんな芸術的なクロワッサンは、なかなかないわ~!

行儀が悪いけど、買ってからすぐに皆で路上試食。写真がボケちゃったのが残念だけど、ふわんふわんの層の真ん中には手作りピスタチオクリーム。醗酵バターのミルキーなコクと、ピスタチオクリームの上品な甘さに、お昼を食べた直後なのに食べる手が止まらない!
サクサクとしっとりのバランスが秀逸。あー、こんなクロワッサン、作ってみたい!私が作るクロワッサンは、もっちり、どっしり系で食べ応えありなんだよね。どうしたらこんなに上品なクロワッサンが作れるのだろう??
これが世界に通じるクロワッサンか!と、感激した一日だった。飛騨高山に行かれる際は、ぜひ寄ってみてくださいね!
さて、このエントリで今年の「きき酒師ちえ」ブログは更新終了します。今年は会社を辞めたり、出版が決まったりといろいろ大変化の1年で、更新頻度が下がってしまいましたが、訪問いただきどうもありがとうございました!来年も精力的に飲み食いを続けます。
「ホノルルマラソンブログ」と「人を動かす1枚パワポ」は、まだ今年も更新いたしますのでどうぞよろしくお願いいたします。
では皆様、よいお年を!

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